2012年4月25日水曜日

フジザクラ開花

本日の山中湖:最低気温5℃、最高気温18℃、晴れのち曇り
事務所周りで毎年一番に咲き始めるフジザクラの木がようやく開花しました。
下を向いて咲く姿は可憐ですね。


















黄色のふっくらしたお花が可愛いアブラチャン。
開花が遅かったのでまだ残っています。


スミレも可愛らしかったので思わずパチリ。
(シカの糞もかなり発見してしまいました)


















ぽかぽか陽気に誘われて、鳥たちも賑やかでした。
キビタキ、クロツグミのさえずりが響き渡る中、
ウグイス、ヒガラ、シジュウカラ、コガラ、ヤマガラ、アオゲラ、アカゲラ、
コゲラ、ヒヨドリ、メジロ、カワラヒワ、キクイタダキ、ホオジロ・・・。
コサメビタキの姿も見られ、今後が楽しみです。

2012年4月23日月曜日

雨天延期となりました(森林調査体験)

4月23日に予定されていた森林調査体験「癒しの森を測ろう」は雨天のため、後日へ延期となりました。

延期後の日程は、5月23日(水)となります。

<お問い合わせ先>
東京大学富士癒しの森研究所
TEL:0555-62-0012     
FAX:0555-62-4798
E-mail:fuji[アットマーク]uf.a.u-tokyo.ac.jp

2012年4月21日土曜日

特別ガイド「春の彩りを訪ねて」

本日の山中湖:最低気温6.1℃、最高気温12.2℃
東京大学教職員を対象とした富士癒しの森研究所特別ガイド「春の彩りを訪ねて」が開催されました。参加者はご家族連れなど23名。
林内を散策しながら『春の彩り』を探し、それを題材にオリジナル絵葉書を作成していただきます。
今年は木々の芽吹きが例年に比べて遅く、林内に『春の彩り』を思うようにみつけられませんでしたが、それでもトサミズキやアブラチャンの花、マメザクラの小さな蕾などが参加者一行を迎えてくれました。








2012年4月18日水曜日

実証林の準備-樹木位置を測る

本日の山中湖:最低0度、最高:15℃、曇り
癒しの森プロジェクトでは、森の扱い方によってどのように森から得られる恵(木材や快適性)が違うのかを実証するための「実証林」を設定することを、大きな目玉としています。(過去の記事参照
この実証林を本格的に始動させる前に、そこの森の状態を把握しておく必要があります。どこに、どんな樹種のどのくらいの大きさものがあるのか…。これを調査する作業も実は、人によっては楽しみを感じる活動になるのでは、と考え、これを地域の皆さんにも体験してもらおうという企画を来週に予定しています。
その前準備として、一番手間のかかる、樹木の位置を測る作業をスタッフで進めています(体験企画でも、時間の許す限り体験してもらおうと思っています)。
実証林は3つの固定試験区からなりますが、各試験区は1辺50mの正方形をしています。その角を基準として、測量器具を用いて、区内の樹木の位置を一本一本記録していきます。測っているの水平方向の距離と角度(基準となるもう一つの区の角からの)、垂直方向の距離と角度(鉛直からの)です。来週の体験企画までには、なんとか1区終わらせたいと思います!

2012年4月10日火曜日

森林調査体験「癒しの森を測ろう」のご案内(募集締め切りました)


(募集定員に達しましたので受付終了しました。ありがとうございました)
 富士癒しの森研究所では、どのように手入れすれば快適に楽しめる森林となるのか、また、暮らしの中で「癒し」となる恵みが森林からいかに得られるのかを、研究所の森林を使って実証的に明らかにしようとしています。この実証研究を始めるにあたり、まずは、いまの森の状態を把握する必要があります。「癒しの森」を創る観点から森を測るのです。このたび、研究所ではこの森林調査を地域の皆さんと一緒におこなうことを企画しました。下記のとおり、森を知る作業を体験してみたい、という方を募集します。

<参加資格>
 山中湖村および周辺地域にお住いの方(別荘住まいも含む)

<募集人数>
 8人

<日時>
4月23日(月)9:30集合、15時解散(小雨決行)

<内容>
・森林調査(樹種判定、胸高直径測定、樹高測定、など)
・調査結果の解説

<持ち物・服装>
・昼食
・作業のできる服装、靴。

<お問い合わせ・お申し込み先>
東京大学富士癒しの森研究所
TEL:0555-62-0012
FAX:0555-62-4798
E-mail:fuji[アットマーク]uf.a.u-tokyo.ac.jp
※お申し込みの際は、参加を希望される方の氏名・性別・住所・電話番号(可能な限り携帯電話も)をお知らせください。(お申し込みはなるべくFAX、メールにてお願いいたします。)

2012年4月4日水曜日

春はゆっくりと

本日の山中湖:最低-3℃、最高9℃、晴れ

いよいよ新年度を迎えました。「富士癒しの森研究所」となって2年目の年度です。「癒しの森」を目指していよいよ本格的に動いていきます。
それにしても、すごい春の嵐でしたね。気象庁の観測によると、山中湖の瞬間最大風速は20.7m/s、時間最大降水量は46.5mm/hということでした。林内でもかなりの倒木や幹折れが見られました。
このように、グシャッと幹の途中で折れてしまっている木も。これはカラマツですが、よく見ると、幹の内部がボソボソしている感じで、どうやら中腐れが進行していた木のようです。癒しの森づくりには、気象害への強さも考慮する視点が必要かもしれません。
さて、ウメやサクラの開花遅れが各地で報じられている今年の春ですが、山中湖でも遅々とした歩みを実感します。

例年は2月上旬に開花するマンサクですが、今年は開花が確認されたのは3月になってから。そうして、いまもまだ見頃となっています。
マンサク科のトサミズキも、まだ動き始めたばかりです。
これからの動きが待ち遠しいですね。