2014年1月9日木曜日

選木方法の試行

本日の山中湖:最低1℃、最高6℃、曇一時みぞれ
今年もよろしくお願いします。
昨日~昨夜は雨でしたが、気温が低かった分、年末に降った雪の融け方はさほどでもありませんでした。
今日は、かねてから課題だった「癒しの森づくりのためには、どんな仕立て方が適当なのか=どのように間伐したらいいのか」という問題に取り組むために、統一基準にもとづいて間伐候補木を選ぶ実験をしてみました。
あらかじめ選木の際の判断基準となるチェックリストは、大別して「1.林内の安全性の確保」「2.景観美の増進」「3.森林への親しみ方の多様性の維持」の観点から、除去すべき木・残存させる木についてリストアップしておきました。
今日は実証林で、3人の職員が同一チェックリストにも続きつつ各自の判断で、間伐すべき木を選木していきました。ぱっとみたところ、3人の考えが一致した木も多いですが、判断の分かれた木もかなり多かったです。検証はこれからですが、人による選び方の違い(特に専門家と非・専門家)、再現性(同じ人が何度やっても同じ結果になるか)、チェックリストの妥当性などを考えて生きたいと思います。
冬を代表するキノコ、エノキタケに出会いました。こうした出会いも、森に入る楽しみの一つですね。

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