2014年4月19日土曜日

春の特別ガイド「春の彩りを訪ねて」2014

本日の山中湖:最低4℃、最高7℃、くもり
今週前半の暖かさとは一転して、肌寒い週末となりました。
春の進みも足踏みしてしまいましたが、「春の彩り」を求めて、東大教職員とその家族・ご友人の方々18名が、研究所を訪ねてくださいました。
事務わきには、この通り除雪で寄せられた雪がまだ残っています。冬の名残を感じながらの散策となりました。
みなさん、森の植物について興味津々の様子で、寒さをものともせず、楽しく散策することができました。
なんと、いつも3月に花盛りを迎えるトサミズキがまだまだ見頃です。コブシもまだまだこれからでした。
カエデの芽吹きの瞬間に出会えたのは、ラッキーでした。
これはウリカエデ。赤い芽鱗(がりん。冬芽を包んでいる包皮のこと。)がはじけて、若葉とつぼみが顔を出しています。
これはヒトツバカエデ。この時期の若葉は、こんなにきれいな紅色になるんですね。
お昼は、恒例のお絵かき。
今年の作品のギャラリーはこちら
湖畔の東屋で集合写真をパチリ。参加者の皆さん、寒い中ご苦労様でした。

2014年4月17日木曜日

マメザクラ開花

本日の山中湖:最低2℃、最高19℃、晴れ
各地で初夏のような陽気が伝えられる今週ですが、山中湖もすっかり春の空気に包まれています。
そして、ついに本日、マメザクラが咲き始めました。
ほかの地域では、例年より早めの開花だったようですが、山中湖はそうでもなかったようです。
これで本格的な花のシーズン到来ですね。
来週は、一転して氷点下の朝が続くなど気温が低い予想が続いていますので、今年は長く桜を楽しむことができそうです。

2014年4月10日木曜日

アブラチャンが咲きました

本日の山中湖:最低-2℃、最高12℃、快晴
殺風景だった林内が黄色いお花達で賑わい始めました。
マスコット的存在のアブラチャン
房状の花が可愛らしいトサミズキ
まずは黄色のお花達が登場して、春が始まります。
マメザクラの開花はもうしばらく先ですね。

今日は今年度1回目の鳥類調査を行いました。
鳥たちの歌声もシーズン初めの雰囲気にあふれています。
「ホケ・キョ」とちょっと首をかしげてしまうような調子でウグイスが、
ヒガラやシジュウカラもかすれ声だったりと本調子ではなさそうですが、
元気にさえずっていました。確認数トップはカワラヒワでした。
湖畔に行くと冬の水鳥達の姿はなく、マガモ夫婦がのんびり日なたぼこ。
その近くで走り回ってはジャンプしているキセキレイ。

どうしたのかと見ていると…大量に発生して群がっている虫をつかまえていました。
パクリパクリの食べ放題状態です。
鳥類調査は、繁殖期である4月から6月までの3ヶ月間、月2回行います。
鳥たちの朝は早いので、合わせて早起きしなければなりませんが、
どんな鳥たちに出会えるかとても楽しみです。

2014年4月1日火曜日

Renaming our organization: 英語名称の変更

As of the 1st April, we convert our name into 'Fuji Iyashinomori Woodland Study Center' from 'Forest Therapy Research Institute'.
'Iyashinomori (forest with amenity)' is our most important key word, which indicates preferable forest space for various recreational activities derived from people's willing forest work (hearvesting timber = management).
We hope our 'Iyashinomori' project will achieve great outcome together with outside scholars and local dwellers and so on, not only within our staff. We look forward to working with everyone.
Please feel free to join our project!

富士癒しの森研究所の英語名称を、2014年4月1日より‘Fuji Iyashinomori Woodland Study Center' と改称することになりました。
森林セラピーに限らず、「癒しの森プロジェクト」では多種多様な森の「癒し」の場面を対象にしていることを、より適切に表現するため英語名称の変更をすることになりました。また、新名称のStudy Centerには、所内スタッフのみならず地域住民や外部の研究者の皆さんと協働して新たな知見を得ていきたい、という思いを込めております。
引き続き、富士癒しの森研究所の活動へのご協力、ご指導、ご鞭撻をよろしくお願いいたします。