2014年11月14日金曜日

薪原木販売会を実施します!!

1/17の販売会は予定通り開催します。
心配された木曜日の天気ですが、積雪は4~5センチほどと軽微でした。
非常に密度の高い積雪のため、明日まで消えることはないと思われます。
ぜひご自身の足元、車の滑り止め対策を万全にしてお越しください。
販売会への参加を希望される方は、10時までに会場にて受付をお済ませください
なお、明日の地盤の状況に応じて、販売規模を縮小することもありますので、あらかじめご了承ください。

12/20の販売会は天候が思わしくないため中止となりました。
年明けの1月17日(土)に再実施しますので、ふるってご参加ください。
販売会への参加を希望される方は、10時までに会場にて受付をお済ませください

富士癒しの森研究所では、森林整備と森林の保健休養機能の関係を実証的に検証するための実験区「実証林」を整備しています。
11月に間伐作業を実施した際に出た材木のうち、薪用としてお使いいただけそうなものを販売会にて販売いたします。
この販売会は、研究所がこの地域の森林環境を整備する仕組みを模索するうえで実施する社会実験でもあります。購入を予定していない方の見学も可能ですので、特に、山林を所有しているものの持て余している方など、ぜひお気軽にお立ち寄りいただければ幸いです。
また、追加情報など出た場合には、このページにてアナウンスしていきます。


詳細は、チラシをご覧ください。

■(追加情報)よくある質問(FAQ)NEW!!
Q.購入した薪原木は、割ればすぐ使えますか?
→A.11月に伐採した木なので、生の状態です。来シーズンあるいは再来シーズン用のものとお考えください。
Q.値段はどのくらいになりそうですか?
→A.競り販売なので確実なことは言えませんが、競りのスタート価格は1㎥あたり1,000円となる予定です。
Q.雨天等による中止は前日までに判断・連絡は出来ないか?
→A.急なキャンセルにもご対応いただける山中湖村在住あるいは、別荘利用者の方を原則的に対照としております。可能な限り開催するため、直前まで判断を保留できる状態にしておきたいと思います。なお、天気予報等で明らかに荒天が予想される場合には、前日などにこのページにて中止連絡をさせていただきます。
Q.電動チェーンソーは使えますか?
→A.残念ながら、電源の提供はしかねますので、有線の電動チェーンソーは使えません。充電式のものならば使えます。未確定ですが、短い材も出品できるかと思いますので、そちらを購入されるのも方法かと思います。
Q.遅刻しても大丈夫でしょうか?
→A.10時には販売会(競り)を始めたいと思います。それまでに参加受付が済んでいなければ、競りへは参加できません。10時までに受付を済ませるようにお願いします。ただし、見学のみの場合はその限りではありません。

2014年11月7日金曜日

秋の公開作業日無事終了

本日の山中湖:最低5℃、最高16℃、曇り時々晴れ。
実証林の集中伐採作業の最終日は、暖かな日となりました。
今日は、公開作業日として、周辺地域の方々に作業の様子を見学してもらいました。
参加者16人と予想以上に驚きましたが、事故もなく間近で伐採作業と材木の搬出作業を見ていただくことができました。伐採後の木材や切株、作業工程など食い入るように見学されている方々の姿が印象出来でした。
質問もたくさんいただき、みなさんの興味の強さを伺うことができました。
今後、この地域の森づくりに地域の皆さんの力が生かされるようになるための仕掛けを、試行錯誤しながら実施していきたいと思います。

2014年11月5日水曜日

実証林での伐採作業

本日の山中湖:最低1℃、最高12℃、曇り。
紅葉の盛りは過ぎ、だいぶ寒々しい景色になってきました。
今週一週間は、他演習林や東大の他の附属施設の技術職員の協力を得て、集中的に実証林の間伐作業を行っています。
まずは、作業前のミーティング。安全具の装備や作業の段取りや安全上の注意点を確認します。
これだけ多くのスタッフが集まるのは、この研究所ではまれです。
作業着は目立つ色合いが多いので、これだけ揃うと壮観です。
今日はスリランカ、アメリカからの研究者の方々も見学しました。
金曜日(7日)の午前には、公開作業日として、一般の皆さんにも見学いただけます。

間伐は伐倒方向を確実にすることが、作業の効率上も安全上も大事です。
今回は、実験用の森林なので、なるべく残す予定の木を痛めないように、特に入念に伐倒方向を確実にするように、ロープウインチで牽引して倒していきます。
今回は、技術職員の研修も兼ねています。
熟練者が間近で細かく指導しながら、伐採作業が行われています。今週末にはかなり上達しているのではないかと思います。
手ごろなサイズの木材は、来月、地域住民の薪ストーブ利用者に薪原木として販売する予定です。