2016年9月14日水曜日

第2回癒しの森の植生調査隊


本日の山中湖:最低18℃、最高21℃、曇り
昨年度から始まった実証林での植生調査は2年目を迎えました。
秋雨前線が停滞して天気が心配されましたが、なんとか曇りでとどまって調査を実施することができました。
本日は11名の方に参加いただき、3班に分かれて調査をしました。
今回初めて植生調査をする方も多かったですが、調査枠を設置して種ごとの被度や最大高を測定をしていると、だんだん目が慣れてくるのか、「こんなのもあった」と目ざとく新しい種を見つけていきます。
他にないか、とじっくりと調査枠内を観察することになり、一つの調査枠に30分以上かけて観察することもありました。
今回では到底、予定していた調査枠を調査しきれなかったので、最後に、他の調査地点では昨年と比べてどのような変化があったのか、ざっと観察して回りました。
やはり大きな変化があったのは、強度間伐をしたエリアです。全体的に植物の丈がぐんと伸びていました。詳細な様子は後日、追加調査をして明らかにしていきたいと思います。

2016年9月12日月曜日

地蜂の巣が襲撃されました

本日の山中湖:最低16℃、最高22℃、曇り
7月に岐阜県の高校生たちと見つけて、巣のある土中の温度環境などをモニタリングしていた地蜂の巣が、オオスズメバチとみられる大型のスズメバチによって襲撃されていました。
本日の午前中、久しぶりに様子をみようと思い立って見てみると、地蜂が通っていません。
しばらく待っていると、大型のスズメバチが飛んできて地蜂の巣穴の中に入っていきます。
そして、中から出てくると、白い小さな塊を持って飛び去っていくではありませんか。これは、地蜂の幼虫(あるいは蛹)で、この巣が襲撃を受けてしまったということです。

(高画質のものはこちらへ
このまま秋の終わりまで観察を続けたかったのですが、残念です。これも自然の成り行きなのですね。