2017年4月22日土曜日

春の特別ガイド2017

本日の山中湖:最低3℃、最高14℃、曇り
東大職員向けの春の特別ガイド「春の彩りを訪ねて」も8年目を迎えました。
今回はこれまでで最高の22名の参加者がありました。
でも、今年はこれまでになく春の進みが遅く、彩りに乏しい条件での散策となりました。

それでも所々でマメザクラの花がほころび、間近での「お花見」を楽しむことができました。
足元でも、よく見れば、小さなスミレやイワボタンが姿を見せており、皆さん虫の眼になったつもりで可愛い彩りを見つめていました。

今回の思わぬ収穫は、先週の嵐で落ちたカラマツの枝先を間近に観察できたこと。

上は室内で改めて撮ってみた写真ですが、新葉、雌花、雄花それぞれが確認できます。
一番小さなものが新葉、次に大きいのが雄花、一番大きなものが雄花です。

お昼時間には、お楽しみで焼きマシュマロ。
焚き火に親しんでもらいました。

午後は恒例のお絵描きタイム。
皆さん、静まり返って、真剣に植物を見つめては、絵を描いていました。

今年も雰囲気のよい絵はがきがたくさんできました。みなさんの作品ギャラリーはこちらから。

2017年4月18日火曜日

マメザクラが咲き始めました

本日の山中湖:最低12℃、最高21℃、曇りのち晴れ
ようやくマメザクラが開き始めました。

これは、毎年一番早く咲く個体のものですが、徐々に林内の他のサクラもほころんでいくことでしょう。

足元にはトリカブトが一気に芽吹いてきました。

2017年4月17日月曜日

富士五湖フットパスフォーラム

本日の山中湖:最低5℃、最高21℃、曇りのち雨
昨日から北海道、東京・町田、甲府のフットパス関係者が富士五湖地域に集い、フットパスを歩き、意見交換・情報交換をする機会を持ちました。

上の写真は、精進湖に一泊後、朝ご飯前の散策の様子です。精進湖に張り出した樹海の一部を湖越しの景色やようやく咲き始めた花々を楽しみながら歩きました。

その後、山中湖に移動して、歴史を感じなから里の中を歩き、地元ならではの料理に舌鼓を打ちました。

本日は、その締めくくりとして、富士五湖の地元の精進湖活性化協議会、山中まちづくり委員会、山中湖おもてなしの会、山中湖村・宝ラボの皆さんと共催で、「富士五湖フットパスフォーラム」を開催しました。
富士五湖地域内外40名ほどの参加をいただいて賑やかな会となりました。

フォーラムでは、20年以上フットパスに携わってきた大先輩の最新事情と経験を共有し、富士五湖のフットパスの現状について確認しました。後半は、地元の若者団体「山中湖おもてなしの会」のファシリテータで意見交換。意見交換では、①教えて欲しいこと、②印象に残ったこと、③期待したいこと、④不安なことについて、を皆さんに書き出してもらってざっくばらんな意見交換をしました。時間が足りなくて消化不良なところもありましたが、フットパスの秘める可能性について考えを深める良い機会になったようです。


2017年4月14日金曜日

アブラチャンとコブシ開花

本日の山中湖:最低−4℃、最高17℃、晴れ
まだまだ氷点下まで冷え込む朝ですが、着実に春本番となって来たようです。

アブラチャンがようやく開花。これから林内が一気に色づいてくるでしょう。

湖畔の日当たりの良い場所では、コブシも咲き始めました。

サクラの方はどうかと見てみると…
毎年いち早く咲くマメザクラの株の枝先がピンク色に膨らんできていました。
これも陽気が1、2日続けば開花となりそうです。

2017年4月7日金曜日

早春の花がようやく

本日の山中湖:最低8℃、最高17℃、風雨のち曇り
今週に入ってからの暖かさで、林内の雪はほぼなくなりました。
いつもなら3月下旬頃に見られる花々が見られるようになってきました。

ふきのとう(フキの花)が頭をもたげてきました。
これは雌株のようです。

トサミズキはまだ咲き始めです。
これから房が垂れ下がっていくところです。

これはオニシバリ。名前に似合わず、可愛い花が咲きます。
花弁は黄緑色なので目立ちませんが、近づいてみると独特の色合いが楽しめます。

アブラチャンはまだもう少し先のようです。